デンタルクリニック青木

診療予約・お問い合わせ
03-6300-5536
受付時間9時~18時(昼休みあり)
歯周病の恐ろしさ

歯周病の恐ろしさ

Periodontal Medicine歯周医学

歯周病は日本人の成人8割が罹患している感染症の炎症疾患で、歯周病の放置は慢性的な菌血症(血流の中に細菌が存在する状態のこと)と炎症反応が続くことで様々な疾患を引き起こす原因になり、またそれらの疾患をさらに悪化させる要因にもなります。
歯周病と他の疾患との関係について研究する学問を「歯周医学」と言います。

POINT!「病気」と「疾患」の違い
病気と疾患はどちらも病状を意味する言葉ですが、「病気」は一般的な言葉で体の不調や健康状態のことを指し、「疾患」は医学的な用語で糖尿病や高血圧など具体的な病状を指す場合に使われます。

歯周病と関連する疾患

歯周病は以下の疾患と大きく関連しており、これらの疾患を引き起こす要因、または悪化させる原因にもなります。つまりは歯周病の改善がこれらを予防する・改善させることに大きく貢献します。

メタボリックシンドローム 糖尿病、肥満、高血圧、高脂血症
脳血管疾患 脳梗塞、認知症
心臓疾患 心筋梗塞、細菌性心内膜炎
妊娠トラブル 早産、低体重児出産
バージャー病 中年喫煙男性
その他 誤嚥性肺炎、ピロリ菌感染胃疾患、腎炎、皮膚疾患、骨粗しょう症、関節炎

POINT!
バージャー病、または閉塞性血栓血管炎とは、四肢の末梢血管の炎症(血管炎)により、血管が狭くなったり閉塞したりして、血行障害を起こす病気です。原因は不明ですが、喫煙が強く関与していると考えられており、主に男性の喫煙者に多くみられ、バージャー病患者の多くが歯周病であるとの報告があります。
症状:手足の末端の血管が詰まり炎症を起こすことで指先などほ冷えや痺れを感じることがあります。
報告:バージャー病の患部の血管から歯周病菌が検出されることがあります。

歯周病菌は全身に回る恐ろしい疾患

歯周病菌は口腔内だけに留まる菌ではありません。
アルツハイマー病患者の脳を検査したところ、10人中4人から「P.g菌」が検出された報告があり、先述のバージャー病の患者には手足から歯周病菌が検出されています。これらを改善していくには口腔内の歯周病を治療し改善することが最も重要です。

自分の歯周病菌の数と状態を知る

ほとんどの方はご自分が歯周病であることに気付いていませんし、ご自身の口腔内にどのくらいの歯周病菌がいるかを把握していません。
当院では一般的な歯周ポケットの深さを測ることで歯周病の状態を計測するプロービング検査はもちろん、唾液検査による歯周病菌や虫歯菌の種類や数を調べることも可能です。
歯ぐきが下がってきた、口臭が気になる、歯ブラシで歯周ポケットを磨くと血が出る、これらは歯周病と考えて間違いありません。当院では患者さまに寄り添った、分かりやすい説明、治療を行っていく上でなるべく患者さまのライフスタイルに無理のないようプランを設計します。
まずは定期健診などを利用してご来院下さい。

治療費をなるべく掛けずに歯周病検査をするには≫

Contactお問い合わせ

ご予約やご質問は、お電話またはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。

※当院は予約制となっております。ご来院の前にご予約をお願いいたします。

お問い合わせはこちら
© デンタルクリニック青木
PAGE
TOP
お電話はこちら

03-6300-5536

×