歯は年齢で抜ける?実は違います
患者さんからよくこんな質問を受けます。
「年齢を重ねると歯は自然に抜けてしまうものですか?」
結論から言うと、
歯は年齢ではなく「管理」で寿命が決まります。
そのことを科学的に証明した有名な研究が、
スウェーデンのアクセルソン(Axelsson)らの長期研究(2004年)です。
この研究は、歯周病予防の世界では非常に有名で、
「適切なメインテナンスを続ければ歯はほとんど失われない」
ことを示しました。

患者さんからよくこんな質問を受けます。
「年齢を重ねると歯は自然に抜けてしまうものですか?」
結論から言うと、
歯は年齢ではなく「管理」で寿命が決まります。
そのことを科学的に証明した有名な研究が、
スウェーデンのアクセルソン(Axelsson)らの長期研究(2004年)です。
この研究は、歯周病予防の世界では非常に有名で、
「適切なメインテナンスを続ければ歯はほとんど失われない」
ことを示しました。
アクセルソン研究は、スウェーデンで行われた30年以上の長期追跡研究です。
研究では、
• 定期的な歯科メインテナンス
• プラークコントロール(歯磨き指導)
• 歯科衛生士によるクリーニング
を徹底的に行った患者さんを長期間観察しました。
つまり
「歯周病をしっかり管理すると歯はどれくらい守れるのか」
を調べた研究です。
研究結果は非常に衝撃的でした。
適切な予防管理を行った患者では
30年間で失われた歯は平均0.4本
という結果でした。
つまり、
ほとんど歯を失わなかった
ということです。
日本では歯を失う原因の多くが
1位 歯周病
2位 むし歯
です。
特に40代以降では、
歯周病が歯を失う最大の原因
になります。
歯周病とは、
歯ぐきの炎症によって
歯を支える骨(歯槽骨)が溶ける病気です。
そして厄介なのは
痛みがほとんどないまま進行する
ことです。
そのため、
気づいたときには
歯を支える骨が大きく失われている
ケースも少なくありません。
アクセルソン研究からわかる、歯を守るための重要なポイントは3つです。
歯周病の原因は
歯垢(プラーク)に含まれる細菌
です。
つまり、
毎日の歯磨きが最も重要な予防法になります。
どんなに丁寧に歯磨きをしても、
• 歯石
• バイオフィルム
は完全には取り除けません。
そのため、
歯科医院での専門的クリーニング(PMTC)
が必要になります。
歯周病は
再発しやすい病気
です。
そのため
• 歯周病検査
• 歯石除去
• 歯ぐきのチェック
を行う定期メインテナンスが非常に重要になります。
以下の症状がある場合、歯周病の可能性があります。
• 歯磨きで血が出る
• 歯ぐきが腫れる
• 口臭が気になる
• 歯がグラグラする
• 歯ぐきが下がってきた
気になる症状がある場合は、早めの歯周病検査をおすすめします。
アクセルソン研究からわかることは、
歯は年齢ではなく管理で守れる
ということです。
歯を守るためには
• 毎日の正しい歯磨き
• 歯科医院でのクリーニング
• 定期メインテナンス
が重要です。
歯周病は早期発見・早期治療で
歯の寿命を大きく延ばすことができます。
Axelsson P, Nyström B, Lindhe J.
The long-term effect of a plaque control program on tooth mortality, caries and periodontal disease in adults.
Journal of Clinical Periodontology. 2004.
03-6300-5536
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